「アイスの日ってあるじゃん」
「いきなり何」
「そんなの合ったな〜と思って」
「ふーん」
「で、何時か忘れちゃったから、今日がアイスの日ということで!」
「アイスの日なんて何時でもいいよ」
「ぶー冷たい」
「咬み殺すよ」
「さあ、今日はアイスの日!作るぞー!!」
「…作るの?」
「モチ!し・か・も冷蔵庫を使わないで作るから!!」
「作れるの?」
「え、ちょっとその疑いの眼差し止めて!ちゃんと作れるから!!!」
「もしかして理科の自由研究?」
「そっか、これを宿題として出せばいいんだね」
「……僕は手伝わないからね」
「ぇ、そんなー。恭弥〜」
「忙しいから無理」
「手伝うから〜」
「しょうがないな。今回だけだよ。」
アイスのように冷たく
少し甘い彼