ソファーに座り嬉しそうに食べている妹、

そのケーキは俺が作ってやった、バスデーケーキ。

毎年にせがまれて作っている。

そんな可愛い俺の妹は病気だ。

幸いに、死ぬような病気ではないが、治る見込みもなく一生付き纏うものだ。

俺が変わってやれたらどんなにいいか。

いつも思っていたりするが、態度に出すとが悲しむことが容易に想像できる。

妹を悲しませない為にも俺は常にニコニコしている事を心に誓い今に至る。

だから俺は無駄にニコニコしているわけじゃない。

よく言われるから、ちょっと訂正な。




おっと、話は逸れたがケーキを食べているは凄く愛くるしい。

食べちゃいたぐらいだ。

といっても、兄弟だからな結婚はできないだろうな〜。

でも俺は他の男なんかにあげないぜ。

は可愛いからな〜心配だぜ。

此間も
に色目を使っている奴がいたからちょっとお灸を据えてやったぜ。

お灸を据えてる途中一緒にいた沢田が俺を呼んだからいつもどおり笑って振り向いたら

「ひぃぃぃぃぃ!!!」

なんてビクビクしていた。

ん?

「何に怖がってるんだ??」

と聞いてみたら(勿論笑顔で)

「ごめんなさぁぁぁぁぁい!!!!」

と全力疾走でどっかに行ってしまった。

……ああ、そういえば絡みになると人が変わるよなって言われたことがあったな。





俺にとって妹は
より大事



だから仕方ないよな?