機嫌よく今日のおやつを作る

フリフリの白いエプロンに鼻歌まで歌っている。

秘かに思いそ寄せているスクアーロに食べて欲しいため、タップリ愛情を込めて作っていた。

「う"お"ぉい!何だこれぇ?こんなもん食ったら腹壊すぞぉ」

折角時間もかけてようやく出来たぜリー。

スクアーロ言葉に自称、寛大なの堪忍袋の緒が切れた。

「こんなもので悪かったね」

ベシャッ

ゼリーがクスアーロの顔面にヒット!

「カスが」

捨て台詞をいいドスドスと怒り沸騰で、部屋を出ていった。

「御前本当に兄貴(ザンザス)にそっくりだなぁ」



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「あ、ゼリーあるじゃん」

ゼリーを手に取るベルをジッと見つめる

「……」

冷や汗を掻きながら、2人を見守るルッスリアー。

そんな雰囲気をものともせず、ゼリーを食べるベル。

「すっげー美味しんだけど!」

「う"お"ぉい!本当かぁ?」

スクアーロ。君、何処までも失礼だね

「無神経」

ったら時間もかけて頑張ったものね」

「すげー根性」

3人は責めるような目でスクアーロを見る。

にいったては、ギュッとスプーンを握り締めていた。

そのスプーンもの握力によってちょっとづつ曲がりつつあった。

「悪かったなぁ。俺にもの作ったゼリーくれぇ」

曲がるスプーンに焦りを覚えたスクアーロはおもいっきて言った。

「しょうがないなぁ」

仕方ないとばかりにため息をつき…

「はい、あーん」

「う"「あーん」」

の目がマジだ。

が差し出す間にも、スプーンには圧力がかっかておりググググと曲がっている。

バッチリ見ていたスクアーロは観念して

「あ、あーん」

食べた。

「うめぇ」





お菓子を食べて