ストーカーからの手紙
「、何か落ちだぞぉ」
「ん?手紙??ああ、今朝きてたんだけど忙しくて読んでなかっただよね」
「ラブレターか?」
うーん違うと思うよと言いながら、ビリビリと豪快に白い封筒を破いていく。
「う"お"ぉい!!破くなよぉ!!!!」
叫ぶスクアーロを無視しつつ、内容に目を通すが……時が止まったかのように動かなくなる。
「大丈夫かぁ?」
心配そうなスクアーロをよそに、は微動だにしなく、その代わり掌からヒラリと手紙が落ちた。
落ちたぞぉと小さく零しながら、手紙を拾おうとしたがそれがいけなかった。
ああ様、様、様・・・
あなたのハートにかかと落とししたい骸です。
様はまるで吹きさらしの落ち武者のように情熱的です。
あなたを思うとすぐさま視力検査がしたくなる!
ああ様のためなら針に糸を通しつつ うろつき回ることもできます。
「骸さんの吐息ってコソドロみたいですね」
と無邪気に笑う様の横顔が忘れられません。
骸より
PS.服、着てください。
スクアーロもまた衝撃的な内容に固まってしまった。
「な、何此れ!!確かに寝るとき何も着てないけど、何で知ってるのよ!!! しかも私こいつ知らないし、会った事もない!!!!だからあんな事言ったことないじゃボケ!!!!!」
逸早く復活し手紙をヒールでグリグリ踏み付け、仕舞いにはラブレターを拾い上げ銃で原型が無くなるまで打ち続けた。
辺りには、銃痕とラブレターの切れ端、そしての治まりきらない怒りが残った。
数時間後
「大丈夫だぁ。俺が守ってやる」
「うん」
と抱き合ってる2人が見られた。
手紙(ラブレター)は
此方
から引用させて頂きました。